本スクールにはスクラッチコース、unityコースの2つのコースがございます。それぞれのコースで身につけることができる能力についてまとめましたので、参考までにご覧ください。

スクラッチコースで身に付く力

スクラッチコースでは、「scratchでプログラムをゼロから自由に作る力」を身に付けることができます。

scratchでプログラムをゼロから自由に作るには、①プログラミングの基本的な考え方 ②考える力 ③根気 などの能力が必要になります。

本スクールでは、必要な知識部分のみを伝え、プログラムの内容をほぼすべて生徒自身に考えさせる方式で授業を行っています。行き詰った場合にのみヒントやアドバイスを与えます。そのため、授業時間の8割は自ら考えて、試す時間になります。

またステージクリア型のカリキュラムなので、時間が経ったら答え合わせをするのではなく、クリアできるまで考え続けます。1つの課題に4時間以上かかる場合もあります。同じ課題を4時間自分の力で考えるという経験は、学校や塾、普通の習い事、普段の生活では、まずありえません。しかし考える力を伸ばして、自分の力でプログラムを作れるようになるには、そのくらい極端にやらないと意味がないと考えています。

こういった方法で授業を続けていくと、考える力や根気が自然に身に付きます。集中力も向上していきます。

またスクラッチは、プログラミングの基本部分を踏襲しており、実際のプログラミングの考え方を身に付けることができます。「繰り返し処理」 「条件分岐」 「変数」「演算」などの要素もしっかりと理解できるようになります。

unityコースで身に付く力

unityは個人利用であれば無料で使えるアプリケーション開発環境です。PC、スマートフォン用のプログラムやゲームを作ることができます。専門的な知識がなければ使いこなすことはできませんが、使いこなせれば将来の選択肢が大いに広がります。ユーザーインターフェースが英語かつ、unity公式の解説が日本語化されていない部分があるなど学習には、かなりの根気が必要になります。

①C#のプログラミング能力

unityコースでは、C#というプログラミング言語を使います。いわゆる英語のプログラミングです。スクラッチとは異なり、実際に社会で使われている言語を身に付けることができます。

②unityの開発能力

unityはアプリケーションの開発環境です。C#を学び、使い方をマスターすれば、パソコン上やスマートフォンで動作するゲームやプログラムを作ることができます。3D空間でも物理シミュレーションや、機械学習を行うこともできます。また建築分野や医療分野でも使われており、これからさらに利用範囲が広がることが予想されます。

③ITリテラシー

unityはPC系の知識に詳しくないと使いこなせません。例えば、ファイルの種類やストレージの管理、専門用語への理解が必要です。unityを学べばそういったITリテラシー(IT技術に関する理解)も自然と身に付いていきます。